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▼2005-07-17 第二章 《417日目》
◇天候 :曇り ◇体調 :堕ちました
◇出発地 :静岡県浜松市BR氏宅 ◇終着地 :静岡県浜松市BR氏宅
◇走行距離(今日) : 0km ◇走行距離(TOTAL) : 19118.49km
第二章  決断
 第一中継所の西気賀のセブンイレブンを出発した直後、レースに変化が表れました。 平和でゆったりした展開でここまでみんな来ていたのですが、早くもレースを仕掛け、独走態勢に入ろうと試みる人間が約1名現れる。 その人物は、優勝候補筆頭の裸エプロン氏。 明らかに最初の15kmとは異なるギア比で、浜名湖北部の湖岸沿いの道を爽快に突き進んで行く。 気付けばあっという間に後ろのランナーは見えなくなり、突っ走る裸エプロン氏と、そんな彼をピッタリとマークするとあるランナー1名の、2人の先頭集団となりました。 その裸エプロン氏にぴったりついているとある人間、それはなんとビックリ、なりすけではありませんか!!( ̄∀ ̄;
 もう一人の優勝候補・ぬまっち氏、さっきまで元気だったなかよしは、随分と後方を走っているようです。 チームAも最初は先頭集団につけていたのですが、気付けば後ろの方を走っていました。 

浜名湖北部
ほとりを走る。
 スタートしてから2時間が経過。 相変わらず裸エプロン氏は一定のリズム刻みながら走り続けている。 そんな後ろをピッタリマークしながら走るなりすけ・・・。 そんななりすけの足に、ついに疲労の気配が出てきました・・・。 気になっていた右膝ではなく、いつもチャリで鍛えているハズの両腿の肉が張ってきました・・・。 そりゃ市民ランナー時代でなく、今の体で2時間以上走ってたら当然のことである。 しかしまだまだ走れる! 負けるもんかい!! ということで、引き続き裸エプロン氏にぴったりと付いて行く。。 この状況で、裸エプロン氏の独走態勢を築かせる訳には行きません・・・。 ここまできてしまったら、レース的にはなんとしても付いていかなければいけないのです。。
 次にもう一つのトラブルが襲い掛かってきました・・・。 それは 『ゲ○ピー』 です(T∀T) 残念ながら、どうやら私の消化器官系はあまり強くないようで、走っているとよくこう状況に陥ることが多いんですわ・・・特に、汗いっぱいかいて大量に水を摂取せざるを得ないこの時期のレースは特に・・・。 あう、無念、サラバ裸エプロン氏。。。(T_T)/~~
 てことでチャリサポートしてくれていたつちだ氏よりティッシュ様をお借りし、トイレへ駆け込む。 1回では出し切れずに、2回もトイレへ駆け込みました・・・けど、おかげでだいぶ体調は良くなりました。 裸エプロン氏はどうやら待っていてくれたのか、あまり差は開きませんでした。(道が分かりにくいところだったので待っていてくれたんですよね・・・ありがとうございます(T_T)) 代わりに、チームAが前を走っていました。。 
 
辛くなってきました・・・
先頭を走る人。
仮装は終了したようです。
あれ、馬のお面はどこへ?
・・・優勝候補か?
爽やかに駆ける人

このときなかよしはもう限界近かったようです。。
ぬまっち氏&なかよし氏

みんな元気ですね(^^
快調なチームB

 それからしばらく時はながれ、先頭はまた裸エプロン&なりすけの二人になりました。 そして傍から見たら絶対に怪しいその2人をピッタリとチャリでマークするつちだ氏・・・。 そんなつちだ氏に悲劇のトラブルが発生!! 彼のチャリがパンク!!! あぁ、さようなら・・・つちださぁ〜〜〜ん(T∀T)/~~ 

 てことでチャリサポート無しの状態でしばし2人で突き進む。 この2人、進むペースは同じなのですが、このとき、裸エプロン氏が持っていて私が持っていないとっても重要なものがありました。 ・・・それは何かと言うと 『ゆとり』 です。
 そう、私はもういっぱいいっぱいにの状態になっていました。 足が重い!(××; このときの走行距離は25km近く。 冷静に考えれば77kmマラソンにて25kmでいっぱいいっぱいになるってのはもうレースは終わっています。 このことに気付いてしまいましたが、でもここでペースを落とし1人で走るのもなんだか悔しいので、結局 『こうなったら行けるところまで裸エプロンに付いて行ってやるっ!』 というアホな結論に至り、そして苦悶の表情を浮かべながらピッタリと裸エプロン氏の後ろについて行きました・・・。 この2人、傍から見たらきっとメチャクチャ恐怖の存在だたのではないだろうか・・・しかしもうそんなことはまったく気になりません。 自分のことで精一杯であります。

 ふと気付くと、私の後ろを裸エプロン氏が走っていました。 ランナーズ・ハイ だったのでしょう、きっと。 そのときの私は、まさに最後が最も美しい夏の風物詩・線香花火。 きっとこのときが一番強く光輝いていたに違いありません。 そしてその状態のままで数キロ走り、そして30km地点くらいでしょうか・・・・ついになりすけは止まりました。 線香花火の玉が落ちたのです。 遠ざかる裸エプロン人間を、ただただ見つめることしかできませんでした・・・


 そんな中、後ろの方でも変化がありました。 ついにリタイヤ第一号が現れたのです! その名はなかよし!(笑)
 そのときはよく分からなかったのですが、後日彼のHPを見てビックリ。 彼の体調不良はメチャメチャ酷かったらしく、なかよしは相当な無理をして走っていたようでした・・・。 一応ヤツの先輩として、そのことに気づけなかったのがちょっと悔しい・・・。 スマンなかよし、見抜けんかったわ・・・許してくれ(T-T)
 てことで、ここでついにマキ氏がランナーとしてデビューすることに。 彼女はもともとが市民ランナーで、更にはあの広島のEさんの血が少々通っている人間なので(笑)安心である(^^; なかよし⇔マキ氏 が RUN⇔チャリ を交代し、第二チェックポイントの三ケ日を目指す。。
 
マキ氏頑張ってね(^^;
なかよし リタイア
チェックポイントまであともうちょっと!
三ケ日突入!

 約33km(?)地点・第二チェックポイントの三ケ日セブンイレブンに先頭で到着したのはモチロンこの人、我らが英雄・裸エプロン氏。 しかしここで英雄に悲劇が訪れました。 ・・・車部隊がまだ来ていなかったのです!!! ・・・想像してみてください。 セブンイレブン駐車場に、裸エプロンの30代前半の色黒男が一人。  ・・・絶対に危険です!!! まず店に入れませんし、ヘタしたら通報されます!!(××; もしそんなことになったら、このイベント終了ではありませんか!!!

 運が良かったのか、通報されることはなかったようで(^^; よかったよかった。。
そして彼の次に三ケ日セブン入りしたのは、歩きのなりすけでした。 完全にバテたので、皆が揃い、再び走り出すそのときまでここでしばし休憩に専念することに。。 幸い早めにココに辿り着くことができたので、多くの休憩時間をゲットすることができました(^^;

 そして続々とぐるりんメンバーがセブン入り。。 TOTO氏がメチャメチャ元気に走ってセブンに飛び込んできたのが印象的でした。 この人の体力値、未知数です(^^;
 
暑い暑い!
オツカレさん(^^;
困ってました(^^;
パンク直らんよ〜(T-T)
なかよしは瀕死状態(^^;
ランチタイム♪
ラスト、マジで速かったッス(^^
TOTO氏大活躍でした!
逝ってしまいました・・・。
がじゅー氏シューズ崩壊
裸エプロン氏
エロスを感じます。

 つちだ氏のパンクが直らず、スタート地点に戻り、彼の車に積んであるダート用タイヤにチェンジすることになりました。 よってここでつちだ氏一時離脱。
 そしてなかよしはむ〜んカーに乗り、サポーターに変身。 マキ氏はチャリ部隊に舞い戻りました。

 よーく休憩を取った後、ここのセブンから1kmほど先に進んだところにある、三ケ日みかんソフトのお店へと移動し、みんなでみかんソフトクリームを食べまくる。 う〜ん、いい味でしたo(T∀T)o TOTO氏、おごってくれてありがとうございました!!!
 
三ケ日みかん!!
アイス食おーぜー♪
両手に花ですな・笑
お味はどうですか?
やっぱこの人には勝てません・・・
美味いわよん♪

 ここでモタモタしていたら、いつの間にかエプロン氏は出発していました!! もうこの時点で勝負うんぬんの問題でなく、とにかく生きてゴールまで辿り着こう というレベルになっていたのでぜんぜん焦りはしませんでした。 のんびり出発。。

このときすでにやられてます(××;
峠越え後の皆様

第3チェックポイント
リタイア寸前のなりすけ
 たくさんの休憩を取ったおかげで結構体力が回復していたらしく、ガンガン突き進んでいったのですが、一箇所キツイアップダウンがあり、そこで再び果てました(++; 右写真がそのときの状況です。。 ここから歩いたり走ったりを繰り返しながら進んで行きました。。
 腿だけでなく、もう足全体が痛くてまともに歩くことすらできません。 そんな私はついに余裕の単独ビリ。 皆を待たす形になってしまいました・・・。 そのことが大変申し訳なく、非常に悔しいことなので、必死に頑張ってみるものの、やはり差は開いて行く一方。。 みんなの足を引っ張ってしまっていることがとても悔しく、その悔しさと、元ランナーとしてのプライドだけで前へと進んでいきました。 だんだんと思考回路も鈍くなってきました・・・そろそろリタイヤ時かな・・・?

 なんとか皆の待つ第3チェックポイントに到着。 右写真を見て分かるように、なりすけは半死状態。 足が棒になっています。 そして 『リタイヤします!』 という言葉を何度ここで口に出そうか迷ったことか・・・。 しかし、その言葉を口に出す勇気が私にはなく、再び皆と走り出すことに。。

 当然すぐに差が開きました。 ついて行きたくてもついてけないこの切なさ・・・なんだか悲しくなってきました・・・。 みんなぁ、僕を置いて行かないで〜・・・(;∀;)
 そして私の視界からみんなが消えました。 チャリで私をサポートしてくれているマキ氏と、1kmほどの間隔で、車で待ち伏せしてくれ冷たい飲み物の差し入れをしてくれるTOTO氏の優しさが弱った私の心にストンとはまり、涙が溢れそうになる。 こんな私をサポートしてくれることがたまらなく嬉しかった。 そして、一応主催者の人間なのに、こうしてたくさんの人に迷惑をかけてしまっていることがたまらなく申し訳なかった・・・。 『これ以上みんなを待たせ、迷惑かけるのはもう自分が辛いので、もうリタイアするべきだよな・・・』 と心の中で考えながら進んでいるときに・・・そんなときに、私の心のモヤモヤを一気に吹き飛ばしてしまうほどの大きな出来事が、偶然にもタイミング良く訪れたのでした・・・。

 マキ氏の運転するチャリの前籠から、私の携帯のメール受信音が聞こえました。 後でチャックすればいいやと思い進んで行ったのですが、『つちださんからかも?』 ということで、やはりチェックしてみることにしました。 ・・・潜水銛男くんからのメールでした。
 あまりに久しぶりでビックリ。 内容はこんな感じでした。 

日本一周の旅を終了しました
最後コケて歯折りました
旅中、なりすけさんと2度会うことができて嬉しかったです
by潜水銛男

 どっと涙が溢れてしまいました・・・。 マキ氏をビックリさせてしまったかもしれないので謝っておきます。 スンマセ〜ンm(_ _)m
 そう、彼とは島根で偶然出会い、そして沖縄本島で宴会をやったチャリダー仲間なのです。 (日記の2004.11.13、2005.02.18 参照。。O君として載っています。。) いつまで沖縄に沈没しているのだろう? と思っていたら、もう広島にいたとは・・・(^^;
 何故涙が出たのかはよく分かりません。 でも、このメールで私の中の何かが変わりました。 というか、気づきました。 今自分は旅をしていて、そして旅において何が一番素晴しいことかというと、それは自然と出会うことではなく、人と出会い、仲間ができる ということ。 旅を通じて仲間ができ、こうして時が流れても連絡を取り合えること なんと素晴しいことではありませんか! そしてその仲間が浜名湖に集まり、こうして大きなイベントを開催するまでに至ったこと なんと素晴しいことではありませんか!! その仲間の支えがあったからこそ、こうして今の自分が存在できている訳であり、だから、今の自分は最高に幸せ者なのだと思う。 そして旅はまだ続いている。 今、こうして涙を流している最中も旅なのである。 確かに今はみんなを待たせ、心配かけて、迷惑をかけてしまっているが、それもまた私の旅である。 ならば、、、、、、とことん自分が納得行くまで私の旅やらせて下さい。 確かに今はヘトヘトだけど、まだ動けるんです。 最後の1歩が訪れるまで、前に進ませて下さい・・・。 それが、私の旅のスタイルなんです!!!

 溢れ出る涙を止めるのに使うエネルギーをも走る力に代え、涙鼻水垂れ流し状態で突然走り出しました。 途中道を間違えてしまいましたが(笑)、もう別に問題ナシ。 この時点で、たとえどんなことが起ころうとも、私は必ずゴールまで辿り着く決意を心に抱いていました。 そして皆にの待つ第四チェックポイントへと進んで行きました。。。


 なりすけが涙を流しながら走っている中、第4チェックポイントにみんなが順々に集まり出していました。 駅伝チームABが大健闘を見せていて、まだまだ元気な姿でいるようでした・・・がじゅー&犬猫馬の2人・・・実はソロで今回のレースに挑んだとしても、なりすけ以上の成績を収められるのではないだろうか?(^^;
 
何故かここでも競ってますね(^^;
まだまだ元気な駅伝チーム
そろそろヤバイか?
・・・元気?(^^;

なりすけ&マキ氏登場。
遅くなりました〜(^^;
 走ったり歩いたりを繰り返し進むなりすけの目に、ようやく第4中チェックポイントが見えてきました。 さんざんみんなを待たせてしまって申し訳なかったです・・・。
 果たして受け入れられるか疑問なところではあったが、ここで皆にこのような重大発表を宣言しました。

 なりすけの体はもう限界ッス。 でも、ゴールまでの距離はあと20km弱。 ここまで来てしまったら、歩いてでもいいので、どうしてもなんとしてでも這ってでも絶対にゴールまで自力で辿り着きたい。 だから、チャリサポーターのポンチェを一人なりすけに付けさせて下さい。 そして他の皆さんは、なりすけ&ポンチェのことは無視して、みんなでゴールまでこのまま行っちゃって下さい。 そしてそのままなりすけ&ポンチェを待つことなく撤収して下さい。 なりすけは、ポンチェと共に彼の車でBR氏宅へと戻ります。

 駄目! と言われても、イヤだ!! と言ってやりぬくつもりでいましたが、あっさり認められました(笑)。 ってことで、ココからはポンチェのサポートと共に自分のゴールを目指すことにまりました。
 
あとちょっと!
全員集合!

 時刻はPM5:30、残りの距離は20km弱。 最後の戦いが始まりました。
 第三章 ・ 『死闘の果てに・・・』 へ続く。。
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